善悪の彼岸

ノリと勢いでフランスに来たエンジニアが個人開発や好きな哲学、フランス生活について書くブログ。週2更新。

パリでIELTSを受ける上で注意すること

先週の木曜日にパリ中心のBritish CouncilでIELTSを受けてきた。

日本国外でIELTSを受ける人はあまりいないかもしれないが、いくつか気をつけておくべき点があったので共有の記事である。

 

試験の概要

私が受けたのはIELTS Academicのon Computerで、テストを受けたのは以下のパリ中心にあるBritish Councilである。

https://maps.app.goo.gl/BUDiq1J3CNisak6j7

 

イギリス国旗が掲げられている建物がBritish Council

 

試験の申込時に気をつけること

テストの予約は以下のBritish CouncilのHPから行うことができる。基本的には日本でIELTSを申し込む手順と変わらないが、申し込む前にBritish Councilのアカウントを作成する必要がある。

 

試験当日に気をつけること

早く到着しすぎない

私は朝9時からWriting、Reading、Listeningのテスト、午後2時過ぎからSpeakingという日程であった。8時20分集合と書いてあったが、パリのメトロの遅延が心配だったため、7時45分ごろには試験場に到着した(以前日本でIELTSを受けたとき、テストの時間に合わせていったら遅刻とみなされ、あやうくテストを受けられなくなったことがあり、トラウマになっていた)。結果、寒空の中、外で30分以上待たされる羽目になった(^o^) 

よくみたら8時15分までに集合ではなく「8時15分に」集合であった

British Councilは基本的にテストを待機する場所がなく、集合時間になったら建物の前の扉のベルを鳴らし、テストに来たことを申告し、扉を開けてもらうシステムなので注意が必要。集合時間10分前くらいに到着すれば十分だと思う。

キーボードの種類を現地で変更してもらう

フランスは日本で使われるQWERTY配列のキーボードではなくAZERTY配列のキーボードが主流であり、British CouncilでのテストもデフォがAZERTY配列であった。

フランスで主流のAZERTY配列ではZ,A,Q,Mの配置が異なる。勘弁してくれ。

Writingのテストでは1時間でおよそ400ワードの英文を打ち込む必要があり、1秒たりとも無駄にできないため不慣れなキーボードを使うのは圧倒的に不利である。しかし、そこは安心してほしい。キーボードの種類はテスト前に現地で申告して変更可能である。テストの受付時に、職員さんが「キーボードの変更を希望する人は申し出てください」と呼びかけてくれるので申請しよう。職員さんがキーボードを付け替えてくれる。

 

あらかじめシャーペンに芯を入れておく

試験会場に持ち込めるのはパスポート、鉛筆orシャーペン1本、水のみである。予備のシャー芯は持ち込めないので、テスト前にあらかじめシャー芯を入れておこう。私は用意しておらず現地で焦って入れたので・・・。あと、水も中が見えるようにしておかないと持ち込めないので、ラベルを剥がした透明のペットボトルに入れておこう。

 

テスト後

テスト結果が出るまでは4日かかるかも

私が受けたのは木曜日だったので金曜日には出るかなぁ~と思っていたのだが、実際に結果が届いたのは月曜日の正午頃だった。結果が届くまでは4日は見たほうがいいかも。ちなみに結果の画面からスコア証明書はPDFで即ダウンロードできました。ありがたい。

 

日本で受けるのに比べてスピーキングの採点が厳しめ説

ちなみに結果はListening : 6.0, Reading : 7.0, Writing : 5.5, Speaking : 4.5でOverall 6.0でした。最低6.0は必要だったのでひとまず安心。しかしSpeaking 4.5がヤバい。前回受けたときのSpeakingが5.0だったので下落である。私のスキルが低かったのかもしれないが、自己評価としては前回とあまり変わらず、なんとなく日本で受けた時よりもちょっと採点が厳し目な気がする。そういう意味では日本で受けたほうがいいかもしれないです。

 

 

以上。