善悪の彼岸

ノリと勢いでフランスに来たエンジニアが個人開発や好きな哲学、フランス生活について書くブログ。週2更新。

AIと一緒にお絵かきできる「Gemini Co-Draiwing」が面白かった

Xを見ていたらAIと一緒に絵が描けるツールの紹介が出てきた。Gemini Co-Drawingというアプリらしい。プロンプトから生成するのではなく、”一緒に”書くというのが面白そうだったので試してみたところ、面白かったので共有。

 

試す方法

下記のURLにアクセスするだけで遊べる

Gemini Co-Drawing - a Hugging Face Space by Trudy

 

描いてみた

AIロボットと一緒に絵を書く絵を書いてみた。AIが私の意図を読み取ってくれず(まぁ私の絵が下手すぎるからなのだが)何回かやり直した。黒板の上に猫を描いてと行ったんだけど家の窓に描いちゃった。まぁそれはそれでいいかと思い許容した。

 

www.youtube.com

 

結構コツがいる

多分私の絵心がなさすぎるのか、思ったのと違う絵が出力されることが度々あった。現時点でのアプリでは、一手戻すことができないのでミスるたびに書き直す必要がありだるかった。これはちゃんとアプリを作り込めば直せそうだけど。

 

何回も描きたくなる

プロンプトによる画像生成は何回も試したことがあるが、ガチャ感が強く、思い通りの出力にならないと嫌になってきて、目的とする絵のために何回も試すのが苦痛であることがあった。しかしGemini Co-Drawingは、失敗しても割と何回でも試してみたくなる魅力がある。やはり一緒に書いている感覚があるからだろうか。また、思い通りにならなくてもコレはコレでありかな、と思うことがあり予想外の絵になることが面白くも合った。

 

「自分の絵」だと思う。

プロンプトによる画像出力では、あくまで自分はプロンプトを打ち込んだだけで絵を描いたわけではないという意識だった。しかしこのアプリでは絵を書くことに自分が介在したことで、「これは自分の絵だ」という感覚が増した。なんとなく愛着が湧くのである。こうなってくるとAIと一緒に描いた絵に著作権が生じないことに文句を言いたくなる人が出てくるかもしれない。私もその一人になりそう。あくまでAIが補完のための道具であって、絵を書いたのは私だと感じた。

 

絵を上達させるアプリにできそう

まず、自分が描いて、次にAIに補完させて、それをなぞって・・・みたいな形で絵を描くことを上達させるアプリが作れそうだなと思った。例えば以下のように猫の頭をかいたあと

猫のからだを描くのをお願いすると

こんな感じになる。AIが描いたところを自分でなぞって描く練習をすれば絵がうまくなりそうである。

 

みなさんも試してみてください。以上。