善悪の彼岸

ノリと勢いでフランスに来たエンジニアがフランスでの生活について書くブログ。週2更新(なるべく)。

悪名高きフランスの郵便サービスChronopost攻略

この記事を読んでいる方は、フランスのゴミカスクソ郵便サービスChronopostに困り果てた結果、たどり着いた方もいるかもしれない。その気持はとても分かる。このクソサービスと比べて日本の郵便システムがどれだけ優れているかは語るべくもない。

 

フランスの郵便サービスChronopost

なんかクールっぽい雰囲気だがサービスの質は最悪

Chronopostはフランスの郵便サービスである。日本から何か書類や荷物をEMSによって送った場合、フランスに到着したこの荷物は基本的にこのChronopostによって配達される(と思う)。しかしこのChronopost、本当にひどいサービスなのである。

 

轟く悪名

少し調べるとChronopost に対する愚痴は幾らでも見つかる。家で荷物を待っていたのに、勝手に受け取り拒否扱いにされ返送された、配達されていないのに勝手に「配達済み」にされた、などは序の口、最悪の場合荷物が配達員に盗まれて届かなかった、等の口コミもある。もちろん被害にあっているのは日本人だけでなくフランス人も平等に被害にあっているようである。

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私に起きたケース

初回(失敗)

今回、私は日本から書類を送ってもらうのにChronopostを利用した(利用せざるを得なかった)。悪名高いことは聞いていたので、配達予定時間には家におり、電話があった場合には必ず出れるようにしておいた。すると、配達予定時間ギリギリになって配達員から1本の電話が。出ると「Code porteがない」という。(フランスでは門に取り付けられた機材に暗証番号(code porte)を入力して敷地内にはいることができる。しかしcode porteを入力し入門するタイプではないアパートも多々ある。うちは暗証番号がなく鍵でしか入門できないタイプであった。)

拙いフランス語で、家にはcode porteがないので直接取りに行きます!待ってて!と言って急いで門に行くが既に配達員はおらず、Chronopostの配達状況を確認すると「連絡したが配達に失敗した」という扱いになった。

連絡をしましたが、配達に失敗しましたの表示

相当急いで門まで行ったので、本当に配達員が来たのか不審に思ったが、3日後に再配達になったので諦めることにした。

 

2回目(失敗)

さて、次の受取日。前回の失敗を生かして絶対に受け取るために配達時間の1時間、門の前で待つことにした。(帯状疱疹治りかけだったのでクソしんどかったが)するとまた配達時間になって電話が。また「code porteがないので入れません」という。アパートにアクセスできる門のすべてを確認しても配達員はいない。

 

「うちにはcode porteはないので直接私に渡してくれ!今門の前にいるから!もしくは管理人に渡してくれ!」と電話口で言っても無視、電話を切られてしまった。ここで謎が解ける。そもそもcode porteが書いていないからという理由で配達員は配達に来ていなかったのである。前回も私が門に到達する前に帰ったのではなく、そもそも配達に来ていなかったのだ。完全に仕事を放棄している。ヤバい。そもそも配達をする気がなかったとは。Chronopostの配達状況を見ると、また配達失敗の表示が。いや配達失敗どころかそもそも配達来てねえじゃん。どんだけクソなんだこのサービス。

 

3回目(成功)

幸運にも(?)返送になることはなく、また次の日に再配達となった。もう失敗は勘弁である。同じような体験談や対策法をperplexityで調べると、配達の追加情報の欄に「code porteがないので管理人を呼び出せ」と追記しておけ、というのを見つけた。恐らく、そのような記述をしておけば、配達を拒否する言い訳ができないので配達に来るだろうとのことだった。

 

というわけでcode porteの欄に「PAS DE CODE 」、配達の追加情報の欄に「code porteがないので管理人さん(マダム〇〇)を呼び出して渡してください」と記入した(しかもこの住所や日付の編集は配達日の当日の朝しか行えない。マジゴミ。)。

こんな感じで追加情報に記入しておけばOK

さらに管理人のマダムに「本日、書類が届くので受け取ってくださいよろしくお願いします」と頼んでおいた。私はその日大学にいかねばならなかったので、配達状況のメールをちまちま確認していると、配達完了のメールが。こうしてようやく私は書類を受け取れたのであった。

 

Chronopostひでぇ。

いやーまさか配達自体をしないで配達失敗にしていたとは...さすがにビビった。Chronopostは元々、行政で行っていたサービスだったのだが数年前に民営化してカスゴミサービスになってしまったらしい。Chronopostから下請けの配達業者に委託、更に個人の配達員に委託、というカタチになっており配達員の質の低下が問題になっているようである。今回の件で分かったのは「とにかく配達員が言い訳できないように、全ての情報をフォームに書いておくこと」が大事であるということだ。ちなみにフランスから日本にChronopostで荷物を送付したときには大きな問題は起きなかった。気をつけるべきは日本からフランスに荷物を送る場合である。皆さんも気をつけてください。