善悪の彼岸

社会人5年目、ものづくりと哲学と研究が好き

水星の魔女の最終回見た。【ネタバレ】

ネタバレ注意

 

 

 

ハッピーエンドで良かった。

 

ロシアとウクライナの戦争やらフランスの暴動やらで何かと暗いニュースが多い中で、これだけ文句なしのハッピーエンドを描かれるとなんか元気になるね!!(特にエラン5号がノレアが書いた風景画の場所を探し回るのがめっちゃ良かった。眼の前でヒロインぶっ殺されても前向きなエラン君すこ)

 

ガンダムだと特に何かを代償に何かを得るとか、敵は倒したけど巨悪は以前存在みたいなのが多い気がする。そんな中、これだけ無理矢理にでもハッピーエンドにしたのは、シンエヴァ然り、絶望ではなく希望を求める世情を反映してるのかなと思った。

 

個人的にも、昔は鬱エンドとかビターエンドが好きだったけどどんどんハッピーエンドを好むようになっている気がする。年取ってきたからなのか、現実つらいのでハッピーエンド見て元気になりたいんだおじさん。

 

学園モノとか企業対企業の代理戦争とか色々混ぜ込みながらも最終的に母と子の物語として一本筋が通ってたのも良かった。

 

最後にガンダムSEEDの劇場版発表されてたけど、どうなるんかね。まだやることあるんか?デスティニープラン復活か?

 

 

 

誰かも言ってたけど、人間の拡張技術としてのGUND-ARMって話がどっか吹っ飛んで、データストームドーン!想いは世界を変えるんだああああ!!!謎粒子ブワアアアアアとなったのはちょっと残念だった。いや、いかにもガンダム!って感じがしていいんだけど。てかそこが爽快で良かったんだけど。なんかこうもうちょっと人間の拡張技術としてのガンドの理念の終着点みたいなのが見たかった。

 

人間拡張技術としてのガンダムという点では鉄血のオルフェンズ阿頼耶識システムのほうがリアルだった気がする。まあけどリアルにやりすぎると身体を機械に置き換えてとか、脳だけで生体ユニット扱いみたいに話がエグくなるからなぁ。そういうのは最近鉄血のオルフェンズやらガンダムサンダーボルトで散々やってるし。

よくわからんデータが脳に流入して負荷でちょっと息が荒くなるくらいのほうがいいのかもしれん(絵的にも)。