善悪の彼岸

ノリと勢いでフランスに来たエンジニアがフランスでの生活について書くブログ。週2更新(なるべく)。

継続、挑戦の秘訣は徹底的に「特別なこと」だと思わないことでは

飽きっぽい自分にしては絵を描く習慣が続いている。去年の10月頃から絵を書き始めて、なるべく毎日描くようにしている。さすがに毎日少しずつ続けているとちょっとずつ上手くなっている感覚があり、それが楽しくて続けられている。 描き始めたころの絵 最近…

パリのレストランでリュックサックを盗まれてすべてを失いました(^^)

結論から言うと先週の金曜日にパリのレストランでリュックサックを盗まれてすべてを失いました。 いやーいまだにショックが抜けないし、警察に相談しているところなのだが、注意喚起も含めてブログに書こうと思う。終わりだよ全て。 経緯 先週の金曜日、私は…

本当に日本と比べて欧州の生産性が高いのかよく分からなくなってきた

フランスの大学院に来て半年が経過したが、いくつかの授業でフランス人とグループワークをしてみて感じたことがある。よく一般に言われる日本の労働生産性が低いという話は本当なのか・・・?ということである。実はそんなに変わらないんじゃねと言いたい。 …

トロワ旅行記

母親姉妹がフランスに遊びに来た。あまりパリには興味がなく、パリ近郊の地方都市を見に行きたいとのこと。なんか古い建物とか教会を見たかったらしい。というわけでパリの東側のTroyes(トロワ)という都市に日帰りで行ってきた。恐らく日本から行く観光地と…

知識を内面化しないといつまで経っても俺はダメ

私の知り合いに年収うん千万を稼ぐフリーランスエンジニアの方がいる。縁があり継続的に少しご指導いただいているのだが、驚くことに彼は開発にAIをあまり使わない。今どきAIをフル活用しないエンジニアなんて淘汰されるというのが大方のネット上の意見だと…

全然言語が通じない留学先でどーにかこうにか生き残るためのAI活用テクニック

私はフランス語A2(初心者)レベルだが、フランス語で提供される大学院のデザインコースに通っている。入学したときは先生が本当に何言ってるか分からなかったし(今も分からんけど)正直1単位も取れる気がしていなかった。だが、結果的にはクラスのなかでも上位…

AIが発達して行く世界ではもう一度アリストテレス的な人材が求められる

近年、技術発展に伴って専門職がどんどん細分化され、新しい職種もドンドン生まれている。最近だとAIの登場によりAIに頼むプロンプトを設計するプロンプトエンジニアという職種も誕生している。今私が学んでいるデザイン界隈でもUXデザイナー、UXリサーチャ…

なんとなくの印象で世間から大変だ、良くないと思われてる事に気づけると得ができる

フランスの大学院に入って半年が経過したが、なかなかレアな経験をしていると思う。特に技術を批判的に捉える視点や、徹底的な議論、その場で決めてドンドン先に進んでいくチームでの仕事の進め方等学ぶことは多い。しかも私が払った授業料は1年で300ユーロ(…

インプットとアウトプットのバランスが崩れると体調が崩れる

このブログでは何度か話しているかもしれないが、個人的にインプットとアウトプットのバランスが崩れるとメンタルが悪化する傾向がある。 特にインプット過多になると体調を崩す。 現代は情報で溢れすぎている。ネットを覗けば戦争のニュースが目に入り、Xを…

最近読んで面白かった漫画、MUJINA INTO THE DEEPについて

最近、MUJINA INTO THE DEEPという漫画を読んで、これがとても面白かった。 作者は「おやすみプンプン」で有名な浅野いにお氏で、私はおやすみプンプンを高校生の頃に読んで、それからずっと好きな漫画家さんである。特に少し前にアニメ映画化した「デデデデ…

孤高の意味を取り違えていた件

時々サカナクションの山口一郎さんの配信切り抜きを見る。ご本人がうつ病や難聴などを克服しつつミュージシャンとして活動している苦労人であり、彼の配信での言葉に勇気づけられたりしている。 その彼の配信のなかで孤高であれという言葉があった。 www.you…

悪名高きフランスの郵便サービスChronopost攻略

この記事を読んでいる方は、フランスのゴミカスクソ郵便サービスChronopostに困り果てた結果、たどり着いた方もいるかもしれない。その気持はとても分かる。このクソサービスと比べて日本の郵便システムがどれだけ優れているかは語るべくもない。 フランスの…

AI兵器時代の倫理とSF

claudeを開発するAnthropic社がAIを搭載した完全自律型兵器へのClaude使用を拒否したために、トランプ大統領とヘグセス官房長官の怒りを買い、アメリカのサプライチェーンから締め出されたというニュースを見た。実にとんでもない話である。 japan.cnet.com …

経験の価値は感性によって変わる【ジョージ・オーウェルのパリ・ロンドン放浪記を読んだ】

ジョージ・オーウェルのパリ・ロンドン放浪記 最近読んで面白かった本にジョージ・オーウェルの「パリ・ロンドン放浪記」という本がある。 パリ・ロンドン放浪記 (岩波文庫) 作者:ジョージ・オーウェル,小野寺 健 岩波書店 Amazon ジョージ・オーウェルはこ…

フランスで帯状疱疹にかかり大変だった(現在も大変)レポート

現在進行形で帯状疱疹にかかっており、ヤバい痛みにのたうち回っている。気を紛らわせていたほうが痛みに耐えられるので、帯状疱疹になった過程や、フランスでどうやって病院を受診したのかを書こうと思う。 【1週間前】なんか胃のあたりが痛い 1週間前ほ…

孤独な日々

去年の12月に諸事情により妻が日本に帰ってしまってからほぼニヶ月一人でパリ郊外で暮らしている。特に2月末までの1ヶ月間は授業がないため特に外出する予定もなく基本家にこもっている。時々パリに住む日本の方に誘われて、お家にお邪魔することはあるのだ…

アイデアはちょっとお洒落にスライドにしておくと良い

この前、紙で書くことが増えているという事を書いた手前矛盾しているようだが、最近アイデアを保管する時にちょっといい感じのスライドにしてまとめておくことにハマっている。 何かこういうもの作りたいなとかこういうことをいつかやりたいなと思った時、今…

AI時代なのに何故か紙に書くことが増えている

ChatGPTやらClaude CodeやらNotionやら、デジタルツールとAIの発達が加速し、”最適”なツールが日々更新されていく毎日だが、私個人の生活ではただの紙に文章を書いたり絵を描いたりすることが増えている。最近はA4の裏紙に色んな考えやアイデア、プロセスを…

フランスでプロダクトデザインの授業を受けて衝撃だったこと

短期講習で受けたプロダクトデザインの授業 1月の終わりに一週間、プロダクトデザインの短期講習を受講していた。元々、プロダクトデザインができるようになりたくて、ちょくちょくスケッチはしていたのだが、ちゃんとプロから教えてもらえるということで参…

留学生として授業に参加すること

1月中旬に授業が終わり、現在はインターセメスターと言われる学期の間の期間である。この期間中に前セメスターの成績が評価され、生徒に通知される。もし単位取得ができない授業がある場合は、学校に呼び出され修士のコース責任者と面談して今後を考える必…

俺はクソくだらないことをやっていて他人からはどーでもいいというスタンスが大切

最近思うのだが、何か大きな進捗を得られるときって大抵「こんなすごいことをやってやろう!」というモチベーションで始めるよりも、「暇だからやろ」的な感じで素朴な思いから、テキトーに始めたときが多い。 基本的に自分はクソくだらないことをやっていて…

アミアン一人旅行記

私の数少ない大学の友達がアミアンという街にあるデザインスクールと私が通っているコンピエーニュ工科大学でダブルディグリーを取っている。2年半かけて2つの修士号を取れるプログラムである。ダブルディグリープログラムはフランスでは割とメジャーらしく…

今年のテーマは「粘り強く楽しむ」でいこうと思う。

今日誕生日を迎えて34歳になった。毎年年齢が上がるこの時期に毎年のテーマ的なのを決めている。実は去年のテーマは「実績」で、進学先を探す、語学スコアの上昇等の目標を決めていた。今年も漠然と何にするか考えていたのだが今年は「粘り強く楽しむ」でい…

ちょっと古めの邦画を見るのにハマっている【ソナチネ・ヴィタール】

フランスに来て驚いたのが、フランス人はめちゃくちゃ映画を見るということである。(パリは人口あたりの映画館の数が世界一らしい。)そして邦画もかなり見られている。特にジブリ映画は今も毎週のように映画館で上映されている。自分の周りでもそこら辺の…

キングスリーグが面白かった

私はあまりスポーツ観戦をしない。サッカーワールドカップがあると、日本の試合を見るくらいである。そんな私だが、今ブラジルで行われているキングスリーグという7対7の少人数サッカーのワールドカップをここ2週間ほど見ていた。今回は完全サッカー素人から…

年末年始に見て面白かった映画やドラマ、アニメ

フランスにいると年末年始がマジで暇である。日本に居た時は実家に帰ったり、親戚に会ったり、友達に会ったりということでそれなりに予定があったがそういうイベントが全く無い。そもそも出不精なのに、12月末に妻が日本に帰ってしまって以降は本当に家から…

2025年の振り返りとざっくり2026年の目標

さて、2025年が終わり、2026年に入ってしまったが2025年の振り返りをしていこうと思う。2025年は早く過ぎ去ったような気もするし、時間が経つのが遅かった気もする。特にフランスの大学院に入ってからはかなり濃密な時間であった。2025年に書いたブログをま…

一番精神的にキツかった授業で学んだフランス式チームワークの在り方

フランスでの修士1年前期が(ほぼ)終わり、冬休みに突入している。正直全体的にかなりキツかった。課題量は多いし、フランス語が喋れないので話に入れないし・・・。片道2時間かけて大学に行っていることも相まって期末テスト時期はかなり精神的にやられてい…

30代からの海外大学院留学が意外とオススメだと思う理由

現在私はフランスのコンピエーニュ工科大学でUXデザインの修士課程(M1)に所属している。33歳で、日本で情報工学の修士を取っているので2つ目の修士課程、受講するコースは全てフランス語のコースである。全然わからないフランス語に悪戦苦闘しながらも入学し…

フランス大学院に入って初めての中間テストが終わった

フランスの大学院に入って初めての中間テストが終わった。マジでしんどかった。6年間社会人をやっていて久しぶりの大学のテストだったのもあるが、文化の違い、言語の壁、そして今までと畑違いのデザイン系のテスト(ほぼ文系)というのが厳しかった。 まぁ…