本紹介
ジョージ・オーウェルは近未来の監視管理社会を描いた傑作SF小説「1984年」や「動物牧場」で有名な小説家である。私は5,6年前に「1984年」を読んだのだが、そのあまりに緻密な監視社会の様子や、リアルさ、醜悪さに衝撃を受けた。 『1984年』(1984ねん、原…
「Die With Zero」という本をご存知だろうか。かなり有名な自己啓発書で私も2年前くらいに読んで非常に感銘を受けたのだが、最近Xで話題になり否定的な意見も多く寄せられていた。しかし、個人的には読んでよかったな~と思える本だったので、今日はこの本…
フランスに来てから色んな博物館や観光地を見て、色んな国の歴史について興味が湧いてきた。また、ニュースを見ていても、ウクライナ戦争やトランプの関税戦争など、それぞれの国の思惑がどこにあるか、各国のリーダーはどういう事を考えているのか?みたい…
アメリカが大変なことになっている。トランプは、議事堂襲撃事件の訴訟に関わった司法省の職員をクビにしたし、メキシコ湾をアメリカ湾と呼び始めた。イーロンマスクはUSAIDにベッドと部下を持ち込んで乗り込み、 勝手に国家の機密情報にアクセスし、USAIDは…
最近、トランプ政権の再始動でアメリカは大騒ぎだが、トランプ氏による所信表明の場において、冷静に話を聞くトランプの息子の隣で子供のようにはしゃぎまくるイーロンマスクの動画が話題になっていた。 大統領就任式で見せたイーロンマスク(53歳)とバロン・…
いつも年始に目標を立てるのだが、大体5月あたりで一度モチベーションが下がり、9月くらいにちょっと取り戻して結局未達ということを繰り返している。 あ~今年もダメだったなぁと思いながら、また年始に目標を立て直すのである。 何故いつも達成できないか…
森博嗣さんは「すべてがFになる」や「スカイ・クロラ」で知られる小説家で、私もスカイ・クロラは読んでいる(妻が森博嗣のファンで、いいから百年シリーズを読めとせっつかれている)。 森博嗣さんの小説ももちろん面白いのだが、小説以外で生活や仕事につ…
今サルトルの実存主義とは何か?を読んでる。 他の哲学書を読んでる中と実存主義という言葉がよく出てくるし実存が云々カンヌンという文をよく見るのだが、実存主義ってなんや?と思い調べてたらこの本が出てきたので読み始めた。
継続するコツという本を読んでる。 継続するコツ 作者:坂口恭平 祥伝社 Amazon 著者の坂口恭平さんは、アーティスト(?)で自分の絵とか本を売って暮らしている人(?)。 以前なネットの記事を見て、知ってた。 https://www.asahi.com/and/article/20200925/16…
緒言 認識が直接に対象と関係するための方法、また一切の思惟(考えること)が手段として求める方法は直観である。しかし直観は対象が我々に与えられる限りにおいて生じるものである。これは対象がいずれかの方法で我々が在る仕方で心意識を触発することによ…
諸言 純粋認識と経験的認識との区別について 我々の認識は全て経験から始まる。対象が我々の感覚を触発して、表象を作り出し、我々の悟性(我々自身が持っている認識能力)がこれらの表象を比較し、結合し分離する。すなわち感覚的印象という材料に手を加え…
純粋理性批判を読む 今日からカントの純粋理性批判を読んで、内容をまとめつつブログに投稿しようと思う。プロレゴメナ(カントが純粋理性批判が難しすぎてよくわからん!という意見に対して、自分で書いた純粋理性批判の要点をまとめた本)は読んだことがあ…
もう一度書き始めることにした。ブログは自己肯定感を上げるのにコスパが高い。あと、せっかく本を読んで考えたこともすぐに忘れてしまうので備忘録として使おうと思う。 読んだ本 日本の思想 (岩波新書) 作者:丸山 真男 岩波書店 Amazon 神の存在を基底とし…
今日はニーチェの道徳の系譜を読んでいる 道徳の系譜 (岩波文庫 青 639-4) 作者:ニーチェ,F.W. 岩波書店 Amazon やっぱりニーチェは最高に面白い。 僕はショーペンハウアーとニーチェが好きだが、ショーペンハウアーは読むのがしんどいのに比べてニーチェは…
最近、「ほんとに日本語書くの下手だよね」と彼女に言われ、私自身かなり自覚があったが面と向かって言われショックを受けたので、とりあえず最近読んだ本の書評をしてみる。 今日はこれ↓ ロードアイランド・スクール・オブ・デザインに学ぶ クリティカル・…
今日からニーチェの善悪の彼岸を読んでいこうと思う。 善悪の彼岸 (岩波文庫)作者:ニーチェ,木場 深定岩波書店Amazon プロレゴメナがまだ20ページほど残っているが、最後の20ページは何となく、カントが自分の行った仕事、すなわち先験的総合判断は成り立…