善悪の彼岸

社会人5年目、ものづくりと哲学と研究が好き

ちょっと疲れ気味

XやYoutubeには成功者はこういう特徴がある!成功者はこんな名言を言っている!成功者はこの年齢でこんなことをして成功した!というような動画やポストで溢れている。

 

しかし、そういうものに感化されて、どんなに高い目標を立てようが、こんな風に自分はなるんだ!と意識高く決意しようが、じゃあ今から頑張るぞ!となったときに実際に実行できることはそんなに多くない。

 

誰かに話す、自分で調べる、何か勉強する、発信する、練習をする、別の場所に行く、誰かに会いに行く、くらいだろう。

 

もっと小さな動作に分解すれば、体を動かす、話す、見る、聞くとかそんなもんだろう。このどれもが非常に地味なものである。

 

そしてどんなに偉大なことを成し遂げた人間だって、一気にその地点まで達したのではなく、愚直に毎日それらの単純作業を積み重ねていったの結果だ。どんなに偉大な作品を作った漫画家だって目の前の紙に一本の線を書くところから始めるわけだし。

 

逆にどんなに大きなことでもそれらを繰り返した先にあると考えると少し気が楽になる気もする。

 

とにかく、やるべきことに向き合い一本目の線を引く、そしてそれを続けることが大事である。

 

一番良くないのは、他人がしたその小さな作業の末にある成果だけを見て、落胆し、自分の手を止めること。

 

また、やろうとしていることを過度に大きく捉えすぎて、「自分には無理だ」「できっこない」と恐怖から現実逃避して手を動かすことを止めるのも同じように良くない。

 

結局、どんなことを考えているかとか、どんな心持ちを持っているか?が大事なのではなく、1日の中で迎える一瞬一瞬に実際何をしているか?が大事なんだろうなと最近思っている。